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日本の自治体が取り組む海洋ごみ対策:地域から始まる海の再生

海洋ごみ問題は、私たちの生活と密接に関わる深刻な環境課題です。特にプラスチックごみは、海洋生態系への影響や漁業・観光業への悪影響が懸念されています。日本各地の自治体では、地域の特性を活かしたさまざまな取り組みが進められています。今回は、いくつかの自治体の具体的な事例をご紹介します。

海洋ゴミ

🐟 香川県:「香川方式」で海と内陸の連携を実現


香川県では、漁業者が操業中に引き揚げた海底ごみを港に持ち帰り、内陸の自治体と費用を分担して処理する独自モデル「香川方式」を採用。


💡ポイント:


  • 県全体でごみ問題を“自分ごと”として共有

  • 持続可能な運用体制の構築




♻️ 広島県:漁業ごみを“資源”に変える!


広島県では、牡蠣養殖で使用された**廃フロート(発泡スチロール製の浮き)**などを回収・再資源化。

漁業者自身がごみをペレット化することで、循環型のごみ処理に挑戦中です。


💡ポイント:


  • 廃棄コストの削減と地元経済の活性化

  • 海の資源を“戻す”発想



海洋ゴミ

🏖️ 鎌倉市:観光地発「プラごみゼロ宣言」


観光都市・鎌倉では、2018年に**「かまくらプラごみゼロ宣言」**を発表。

市民・観光客・事業者が一体となって、プラスチック削減に取り組んでいます。


💡取り組み例:


  • ペットボトルの販売停止(公共施設)

  • 飲食店でのプラ製ストロー廃止

  • 市内各所での清掃イベント開催




🏝️ 奄美市(鹿児島県):漂着ごみを「使える資源」に


世界自然遺産の島・奄美市では、漂着したプラスチックごみを回収・分別し、リサイクル素材として活用。

地域にリサイクル拠点を設け、「海を汚すごみ」から「地域を支える資源」へと転換中です。


💡ポイント:


  • 島の経済と環境保全の両立

  • 観光と海洋保全の融合施策も推進中




海洋ゴミ

🧭 海はつながっている、だからこそ地域の力がカギ!


どの自治体も、「自分たちの海は自分たちで守る」という強い意志と工夫を持っています。

そして、その取り組みは全国へ、そして世界へとつながっています。


私たち一人ひとりがこの問題に目を向け、小さなアクションから始めることで、

きっと未来の海はもっと美しくなるはずです🌍



✨あなたにできること


  • 海岸清掃イベントに参加する

  • プラスチックごみを減らす生活を心がける

  • 地元自治体の取り組みに関心を持ち、応援する



海は、未来からの預かりもの。

今、動き出すときです。

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